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【2025年最新レポ】シンガポール・セントーサ島女子旅完全攻略ガイド

7度目のシンガポールで向かったのは、はじめてじっくり滞在するセントーサ島。
これまでは、「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」に日帰りで立ち寄るくらいで、セントーサ島に泊まる機会はありませんでした。

今回は、そんなセントーサ島の中心に広がる統合型リゾート「リゾート・ワールド・セントーサ」を拠点に、2泊5日のショートトリップへ。アクティビティもグルメもホテルステイも、このエリアだけですべてが完結。想像以上の快適さと感動に包まれた滞在となりました。

この記事では、女子旅目線で実際に巡った「リゾート・ワールド・セントーサ」のおすすめスポットを余すことなくご紹介します。シンガポール旅行を計画中の方は、ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。

1. セントーサ島ってどんなところ?

シンガポール南部に位置する「セントーサ島」は、市街地からのアクセスが抜群のリゾートアイランド。

チャンギ国際空港からは車で約30分、オーチャードやマリーナベイなど市街中心部からもタクシーで20分前後と、旅のはじまりもスムーズです。

公共交通機関を使うなら、MRT「ハーバーフロント駅」で下車し、直結の大型モール「VivoCity」の屋上にあるモノレール乗り場へ。セントーサ・エクスプレスに乗れば、わずか3分で「リゾート・ワールド・セントーサ」のある「Resorts World」駅までアクセスできます。(片道S$4)

2. セントーサ島を満喫するならここ!「リゾート・ワールド・セントーサ」の魅力とは

今回の旅の拠点である「リゾート・ワールド・セントーサ」には、セントーサ島を存分に楽しめるコンテンツがぎっしり詰まっています。

「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」や、リニューアルしたばかりの話題の海洋施設「シンガポール・オーシャナリウム」、ゆったり流れるプールやエイとのふれあいが楽しめる「アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク」など、アクティビティスポットが徒歩圏内に集結。

そのほか、最新のショッピング&ライフスタイルモール「WEAVE」や、多彩なレストラン、個性豊かなホテルがそろいます。

3. セントーサ島の人気スポット5選

今回は、2025年に「リゾート・ワールド・セントーサ」内に誕生した最新スポットを一足お先に体験してきました。さらに、2024年にオープンした注目施設も続々と登場し、セントーサ島の楽しさはますます進化中。

実際に行って「最高に楽しかった!」と心から思えたおすすめスポットを5つご紹介します。

①アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク

「アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク(Adventure Cove Waterpark)」は、南国らしい開放感あふれるプールのテーマパーク。

流れるプールや海の生きものとふれあえる体験、スリル満点のウォータースライダーまで、大人も夢中になってしまうアクティビティが充実しています。

この日は5時間ほど滞在。スライダーの待ち時間は長くても30分程度、ほとんどは10分以内でほぼ並ばずに快適でした。

バスタオルのレンタルは有料なため、忘れずに。ロッカー(S$10/20)は入口付近にあり、スマホを持ち歩きたい方は防水ケースがあると安心です。

流れるプールで、ぷかぷか極楽時間

まずは全長620mの流れるプール「アドベンチャーリバー」へ。

浮き輪に入って流れに身をまかせると、ジャングルガーデンや洞窟、水中トンネルなど、14のテーマゾーンに次々と連れて行ってくれます。

ときどき頭上からバシャーンと水が降ってきたり、小さな滝が現れたりと、のんびりのなかにもサプライズが。

絶叫好きならスライダーへ!

スリルが欲しくなったら、ウォータースライダーに挑戦を。高さやスピードが異なる6つのスライダーは、どれも2人乗りの浮き輪で楽しめるので、友達同士で楽しめるのが嬉しいポイントです。

なかでもいちばんの推しは「リップタイド・ロケット」。
ジェットコースターのような加速感で一気に上昇、下降しながら、最後は水しぶきのトンネルへ。叫びながらも、つい笑ってしまう疾走感です。

「レイベイ エンカウンター」でドキドキの餌やり体験

数十匹のエイとのふれあいプログラム「レイベイ エンカウンター(Ray Bay Encounter)」。1日パスに+S$60で参加できます。

専用の手袋とマリンシューズを装着してプールに入ると、エイたちがすぐ目の前に!餌を差し出すと、ぬるっと近づいてくるエイたち。これがなかなかの迫力で、思わず後ずさり…。

けれど、素手でそっと触れてみると、そのぬめりがだんだんと心地よくなり…。いつの間にか撫でることが楽しくなっていました。

ちなみに、体験中は撮影ができないので、写真を残したい方は友人などにお願いを。

ランチは「ザ・ベイ・レストラン」で

ランチは、パーク内にある「ザ・ベイ・レストラン」でいただきました。広々とした店内は、プールのすぐそばにあり、合間の休憩にもぴったりの場所です。

この日選んだのは、スパイスの香り豊かな「チキン・ビリヤニ(S$15)」に、サクサクの衣がおいしい「フィッシュ&チップス(S$16)」。

香ばしく焼き上げた「チキンサテー(6本/S$12)」も、ピーナッツソースがクセになるおいしさでした。

②シンガポール・オーシャナリウム

2025年7月23日にリニューアルオープンしたばかりの「シンガポール・オーシャナリウム」に一足お先に行ってきました。

かつての「シー・アクアリウム」の3倍という、圧倒的なスケールで生まれ変わった「シンガポール・オーシャナリウム」。

その広さは、大人でもじっくり見てまわると3時間以上はかかるほど。とにかくボリュームたっぷりで、見応え抜群です。

浅瀬から深海、先史時代から現代へ。22のゾーンをめぐるうちに、まるで海そのものを旅しているような感覚に。

遊んで学べる仕掛けも随所にちりばめられていて、水族館ではなく海洋施設と名乗る理由に、思わず納得してしまいます。

最初に迎えてくれるのは、ふわりと漂うクラゲたちに包まれる癒しのゾーン。アトランティックシーイラクサや、フライドエッグシークラゲなど、個性豊かなクラゲたちが360度の空間を舞っていました。

なかでも、丸い大水槽に無数のミズクラゲがゆらめく景色は、息をのむ美しさ。

ただ眺めているだけで、心がすーっとほどけていくような感覚でした。

「シンガポール・オーシャナリウム」の中でも、特に圧巻なのがこの「オープン・オーシャン」のゾーン。

高さ8.3m、幅36mにもおよぶ巨大なパネルの向こうを、マンタやマダラトビエイ、ゼブラシャークなどが悠々と泳ぐ姿は、もはや鑑賞というより体感。

水槽には、なんと14万匹もの海の仲間たちが暮らしていて、それぞれすべてが登録・管理されているそうです。

また、深海エリアでひときわ印象に残ったのが、「ホエールフォール」のゾーン。

巨大なクジラの骨を中心に、タコやカニたちが集まって命をつないでいく様子が、プロジェクションマッピングでリアルに映し出されていて、まるで海の中に入り込んだような気分に。

食べることで支え合い、また新たな命へとつながっていく。そんな自然の循環の神秘に、しばらく見入ってしまいました。

そして「オーシャンズ・フューチャー」ゾーンの入口で待っていたのは、棚氷が崩れ落ちる瞬間を目の前で体験できる没入型の映像。海面上昇のリアルな未来に、思わず息をのんでしまいました。

少し歩くと、今度は家具が沈む、海底の部屋にたどり着きます。静寂のなかを漂うミノカサゴ。その姿はどこか美しくて、でも不自然で…。

もしもの未来じゃなくて、「このままだと、きっとこうなる」現実かもしれない。だからこそ、今のうちに守りたいものが、はっきり見えてくる展示でした。

③ユニバーサル・スタジオ・シンガポール

「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)」は、東南アジアで唯一のユニバーサル・スタジオ。今回で3度目の訪問でしたが、いつ来てもワクワクが止まりません。

この日は12時半にインパークし、夕方までの6時間をたっぷり満喫しました。

日本のUSJと比べると、USSはこぢんまりとしていて移動がとっても楽。パーク内にぎゅっと詰まった映画の世界を、テンポよく巡れるのが魅力です。

Expressパスで待ち時間短縮を

今回は、ユニバーサル・エクスプレス・プラス(+S$120〜)を利用。主要アトラクションでも、専用レーンからスイスイ入れるチケットです。

1アトラクションにつき1回使えるタイプですが、これが大正解!

午後のユニバは混雑必至。この日は火曜日でしたが、人気アトラクションは通常スタンバイで70〜80分待ち…。でもユニバーサル・エクスプレス・プラスなら、ほぼノンストップで乗れて、効率よくパークをまわれました。

この日乗ったアトラクションは以下。

  • バトルスター・ギャラクティカ(ヒューマン)
  • バトルスター・ギャラクティカ(サイロン)
  • プス・イン・ブーツ・グレート・ジャーニー
  • リベンジ・オブ・ザ・マミー
  • トランスフォーマー・ザ・ライド3D
  • セサミ・ストリート・スパゲッティ・スペース・チェイス
  • ジュラシック・パーク・ラピッド・アドベンチャー
  • シリー・スワーリー

シンガポールでしか体験できない限定ライドも多く、新鮮な気持ちで楽しめました。

新エリア「ミニオンランド」が登場

2025年2月14日にオープンしたばかりの新エリア「ミニオンランド」。

エリア内は、「ミニオン・マーケットプレイス」「グルーの街並み」「スーパースィリー・ファンランド」の3つのゾーンで構成されています。

ミニオンのDJ・カールがリミックスした音楽でくるくる踊るカルーセル「バギー・ブギー」や、空中から景色を見渡せる「シリー・スワーリー」など、シンガポールならではのアトラクションも盛りだくさんです。

ランチは、新しくオープンした「スーパー・ハングリー・フードスタンド」へ。

映画のスナックスタンドがそのまま飛び出してきたような、カラフルでポップな空間。

窓際の席からは、ミニオンたちが遊ぶ遊園地ゾーンが一望できます。

ミニオンをかたどったカレーライスや、ヴィーガンバーガー、虹色チーズケーキまで、思わず写真を撮りたくなるかわいさ。

でも、うれしいのは見た目だけじゃなく、ちゃんとおいしいこと。かわいいだけじゃ終わらない、記憶に残る味でした。

④ ハリー・ポッター:ビジョン・オブ・マジック

2024年11月にオープンした体験型施設「ハリー・ポッター:ビジョン・オブ・マジック(Harry Potter: Visions of Magic)」。ファンには堪らないハリーポッターの世界感を楽しめる施設です。

スタジオツアーとはまた違う、もっと感覚的で、ぐっと没入できる体験。入口で魔法の杖を受け取ったら、冒険のはじまりです。

10のエリアをめぐりながら、モヤに向かって杖を振ると、魔法が動き出す。ホグワーツの生徒になったような感覚がとても楽しかったです。

なかでも、シンガポール限定の「秘密の部屋」と「仕掛け扉」は鳥肌モノ。
「秘密の部屋」では、蛇の扉が実際に開き、その先に広がるバジリスクの眠る空間へ。

「仕掛け扉」では、賢者の石を守る部屋を体験できました。

2時間かけてすべてを巡りましたが、どこか一つでも見落としたくないと思わせる世界観。正直もっと時間をかけて回りたかったくらいです。

⑤WEAVE

2025年7月1日、「リゾート・ワールド・セントーサ」に新しくオープンしたショッピングモール「WEAVE(ウィーブ)」。

約2万㎡の広さに、アジア初上陸のブランドや話題のレストラン、コンセプトストアなどが40軒以上並ぶ、3階建てのライフスタイル空間です。

私が訪れた7月中旬には一部テナントのみのオープンでした。今後は、「メゾン・ピエール・エルメ・パリ」やシンガポールで昔から愛される料理を出す人気レストラン「チャッターボックス」などがオープンするそうです。

4. 「リゾート・ワールド・セントーサ」内のレストラン

旅の思い出に、もうひとさじ深みを添えてくれるのが、グルメの力。


「リゾート・ワールド・セントーサ」には、地元農家の食材や持続可能な漁法で獲れたシーフードを積極的に取り入れる 「ファーム・トゥ・テーブル」のレストランが揃っています。

今回は、メインストリート「AVE8」と呼ばれる通りにある、シグネチャーレストラン2軒を訪れました。

①KA-MON(カモン)

セントーサ島での初ディナーは、日本食レストラン「KA-MON(カモン)」へ。

原始焼き、炉端焼き、藁焼きからインスピレーションを得たグリル調理に、東南アジアのエッセンスが加わった料理は、どれも新鮮なおいしさ。安心する味もあれば、エスニックな要素が加わった濃いめの味つけも。

この日は「茶碗蒸し」や「サーモン明太子の巻き寿司」、兵庫・坂越湾産の牡蠣を使った「オイスター」、ジューシーな「イベリコ豚」など、全6品を堪能しました。

日本とアジアがひと皿の中で出合う、そんな不思議なバランス感が心地よかったです。

オープンキッチンのライブ感も相まって、目でも舌でも楽しめる食体験でした。

②Chifa!

2日目の夜に訪れた「Chifa!(チファ)」は、ペルーに根づくチファ料理を味わえる、珍しい一軒。

チファ料理とは、19世紀に広東からペルーに渡った移民たちが、現地の食材を使って生み出した中国料理のこと。文化と文化の融合から生まれた、ハイブリッドな味わいです。

店内は、ペルーのレインボーマウンテンのカラフルな色彩や織物のモチーフ、そして中華ぽっいランタンなど、南米とアジアが溶け合うユニークなデザイン。

ペルー出身のシェフが手がける料理は、どれも本場の食材を使いながらも、どこか親しみやすい味わい。香辛料たっぷりの刺激的な味を想像していたけれど、実際は驚くほど食べやすくておいしかったです。

この日のディナーでは、「キハダマグロのタマリンド・セビーチェ」からはじまり、「ハマチ “アル・カルボン” イエローチリソース」や「伊府麺とローストチキンの炒め物」など、全5品を堪能しました。

5. 「リゾート・ワールド・セントーサ」の個性派ホテル4選

今回の滞在先となった「Hotel Ora」をはじめ、「リゾート・ワールド・セントーサ」内にある個性豊かなホテルをぐるりと見学してきました。

①Hotel Ora

今回滞在したのは、2023年にリニューアルしたばかりの5つ星ホテル「Hotel Ora(ホテル・オラ)」。

「リゾート・ワールド・セントーサ」の中心にあり、「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」や「シンガポール・オーシャナリウム」へも歩いてすぐ。

遊び疲れてもすぐにお部屋に戻れるこの距離感が、想像以上にありがたかったです。

宿泊したのはデラックスルーム。

スタイリッシュでモダンな空間に、しっかりとしたワークデスク付き。

ミニバーは毎日無料で補充されていて、ちょっとしたひと息にも嬉しいサービスでした。

朝食ビュッフェでは、ローカルの味もたっぷり。

甘く香ばしい「カヤトースト」、スパイシーな「ラクサ」、色とりどりの「ニョニャ・クエ」や「パンダンシフォンケーキ」など、ローカルフードをゆっくり楽しみながら、旅の余韻にひたるひとときでした。

② The Laurus

2025年秋、リゾート・ワールド・セントーサに誕生する「The Laurus(ザ・ローラス)」は、マリオットと提携したシンガポール初のラグジュアリー・コレクションホテル。

全183室がスイート仕様で、コロニアル建築の優雅さとトロピカルな魅力が融合した空間が魅力です。

今回は、見学というかたちで一足先にお部屋をのぞかせていただきました。

見学して感じたのは、ただの高級ホテルではなく、「滞在自体が体験」になること。ローカルのものを使用したり、自然や歴史が要所に盛り込まれていたりと、土地の文化を大切にしたディテールが心を掴みました。

予約は2025年5月からスタートしています。セントーサ島で過ごす大人の上質な時間に、ぴったりの一軒です。私もいつか泊まりたい…。

③Equarius Ocean Suites

「Equarius Ocean Suites(エクアリアス・オーシャン・スイート)」は、全11室の2階建てスイートで構成されたラグジュアリーな宿泊施設。

2階にはゆったりとしたリビングと、開放感のある屋外パティオ、そしてジャグジーが。

そして圧巻だったのは、1階のベッドルームからの景色。巨大な水槽の向こう側には、約4万匹もの魚たちが悠々と泳ぐ、まるで海の中にいるかのような幻想的な光景が広がっていました。

サメやエイがすぐ目の前を横切っていく様子に、思わず息を呑むほど。時間がゆっくりとほどけていくような、不思議な静けさが漂っていました。

水槽付きの部屋はずっと憧れだったけれど、その想像をはるかに超える世界がここにはありました。

④Equarius Hotel

緑に囲まれた静かなホテル「Equarius Hotel(エクアリアス・ホテル)」は、「リゾート・ワールド・セントーサ」の中でも、ひときわ落ち着いた雰囲気が魅力のホテル。

今回見学したのは、「デラックス ガーデンルーム」。その名のとおり、プライベートガーデンに面したお部屋です。

窓の外には、青々とした芝と南国の植物が広がり、ふと深呼吸したくなるような心地よさでした。

6. 2泊で大満喫できる、セントーサ島の楽しみ喫できる、セントーサ島の楽しみ方

今回セントーサ島で2泊し、セントーサ島を遊び尽くすモデルコースを実際に体験しました。そのまま旅程に組み込める、おすすめプランを改めて紹介します。

1日目
◆7:00「Hotel Ora」に荷物を預ける
◆12:00「アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク」へ
◆「Ka‑Mon」でディナー。

2日目
◆9:00-12:00 「シンガポール・オーシャナリウム」へ
(通常は10時オープンですが特別に9時に)
◆12:30-18:30「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」でアトラクション三昧
◆18:30-20:00「Chifa!」でディナー
◆20:00-22:00「ハリー・ポッター:ビジョン・オブ・マジック」へ

3日目
◆10:00「WEAVE」へ。
 最新ショップやカフェをのぞきながら、旅の余韻を味わいました。

7. 環境へのやさしさも、旅の心地よさに

「リゾート・ワールド・セントーサ」は、環境への配慮もリゾート全体で共有しています。

たとえば新モール 「WEAVE 」では、ホテルのランドリーや給湯で生まれる余熱をパイプで受け取り、ヒートポンプで冷房エネルギーに変換。モール側は外部から電気をほとんど買わずに涼しさを保ち、ホテル側は「捨てていた熱」を有効活用できます。

さらに、「WEAVE 」の屋根には軽くて断熱性にすぐれた ETFE 膜を採用。

やわらかな自然光だけを取り入れ、強い日差しと熱はカットするので、昼間は照明も空調もぐっと節電できます。ゲストは涼しい屋内回廊を抜けてホテルへ戻り、ホテルの空調負荷も間接的に軽減。

快適なのにエコ。滞在中に感じる心地よさの裏側には、そんなスマートな仕掛けが静かに動いているのだと思うと、旅の余韻がもうひとつ深くなる気がしました。

8. セントーサ島で叶う、移動に振り回されないご褒美女子旅

2泊5日という限られた日数でしたが、ここまで心が満たされるとは思っていませんでした。

「リゾート・ワールド・セントーサ」に滞在して感じたのは、「移動に振り回されない」旅の快適さ。遊びもグルメも宿泊も、すべてが徒歩圏内にあるという贅沢は、セントーサ島ならではの魅力です。

アクティビティの合間にホテルでひと息つけるのも、このエリアにすべてが揃っているからこそ。観光と休息のバランスがちょうどよくて、限られた時間でも、無理なく旅を楽しめました。

「セントーサ島にもう一泊したいな」と名残惜しさを抱きつつ、「また来よう」と思える。そんな感覚に出会えたことが、今回の旅のいちばんの収穫だったかもしれません。

大好きなシンガポールで、まだ知らなかった魅力に出会えたことが、ただただうれしかったです。

PR:リゾート・ワールド・セントーサ

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土屋香奈

土屋香奈

金沢生まれ金沢育ち。京都の大学で観光学を学び、観光案内所でのボランティアや観光地取材を通じて旅の発信に魅了される。
金融業界を経て27歳でフリーランスへ転身し、トラベルフォトライターとして活動中。「いしかわ観光特使」を委嘱。
旅×写真×文章×動画×SNSを駆使し、女子旅を中心とした国内外の取材やモデルコースなどコンテンツ制作を手がける。
旅行会社や地方自治体の撮影にも携わり、多彩なメディアで発信中。「かわいい」を切り取るのが得意で、ディズニーやクルーズ旅、海外旅行が好き。