海外旅行に関するアンケートがあれば、訪れたい場所や満足度の高かった旅先として真っ先に挙げられる、魅惑のトルコ。
そドラマティックな大地といにしえの建築が織りなす、ロマン溢れるトルコは、誰もが一度は訪れたいと憧れるデスティネーション。
その魅力は絶景だけにとどまらず、アジアとヨーロッパ、イスラム圏が交差する壮大な文化、そして世界三大料理に数えられる美食まで、挙げ始めればきりがありません。
今回の取材ではそんなトルコの新旧の首都をターキッシュ エアラインズに乗って巡ってきました。
ローマ帝国時代から約1600年にもわたり世界の中心的な帝都として栄えたイスタンブール、そして起源はヒッタイト時代まで遡りながらもトルコ共和国の首都としてトルコの今を映すアンカラは、ロマンティックなフォトスポットや美味しいグルメが盛りだくさんで、女子旅にぴったり。
長い歴史に育まれたこのトルコの2つの都を、おすすめスポットやレストランと共にご紹介します!
1. 歴史と文化が交差するイスタンブールについて

日本からイスタンブールへは、直行便で約13時間。日本との時差は -6 時間。
ターキッシュ エアラインズの22時5分羽田発の便に乗れば、翌5:40にイスタンブールへ到着。
ビジネスクラスの快適なフラットシートでぐっすりと眠れたので、軽やかな体で観光をはじめられます。
トルコ共和国最大の都市イスタンブールは、ヨーロッパとアジア、ふたつの大陸にまたがる世界でも稀有な立地にあり、古くから歴史と文化が交差する要所として栄えてきました。

イスタンブール空港から市内へは、車で1時間ほど。
街中は公共交通機関が発達しており、トラムや地下鉄、バスではクレジットカードのタッチ決済が可能で、観光客でも移動しやすいのが非常に嬉しいポイントです。
サバサンドの屋台やケバブなど、気軽に楽しめるB級グルメも豊富で、女性の一人旅でも気軽にトルコ料理を満喫できます。

街歩きをしていると響いてくる、1日5回の礼拝の時間を告げるアザーンの音に異国情緒を感じながら、早速観光をスタートしましょう!
2. イスタンブールの女子旅おすすめスポット

イスタンブールは世界でも有数の観光都市となっており、どこに行っても観光客で大賑わい。
特に旧市街は、1985年に「イスタンブール歴史地域」としてユネスコ世界遺産に登録されており、どの施設も入場までに大行列となっているため、チケットが事前購入できるところは必ずしておきましょう。
1) スルタンアフメット・モスク(通称:ブルーモスク)

朝一番に向かいたいのが、内部を彩る青いタイルの美しさから「ブルーモスク」の名前で知られるスルタンアフメット・モスク。
モスクなので、肌を露出する格好は厳禁。肩や膝がしっかりと隠れる服装と、髪を覆うスカーフを着用しましょう。
忘れてしまった場合は入り口でレンタルできますが、多くの人が使っているため清潔度は…?自前で持っていくのをおすすめします。
また建物入り口で靴を脱ぐので、脱ぎやすい靴と靴を入れる袋を準備しておくと便利です。

イスタンブールの主な観光スポットは入場料がかかりますが、スルタンアフメット・モスクはこれだけの知名度にも関わらず無料で入れます(2025年11月現在)。それだけに混雑必須。朝イチで入っても凄まじい人混みです。
数万枚のイズニック製の青いタイルと美しいステンドグラスに彩られた内部の美しさは、圧巻の一言!

すぐ目の前のスルタンアフメト広場には、古代ローマ・ビザンツ帝国時代に造られた巨大な戦車競技場跡地のヒッポドロームもありますよ。
2) アヤソフィア

ブルーモスクと向かい合うように鎮座するのが、ビザンティン建築の最高傑作とも評されるアヤソフィア。
6世紀に建てられ、教会、モスク、そして博物館と時代ごとに役割を変えながら、イスタンブールを象徴する建物の一つとして存在してきました。
その激動の歴史を物語るように、このモスクの中にはキリスト教の絵画が一部今も残されています。

入場料は25€。イスラム教徒ではない観光客が入れるのは2階部分のみです。

取材時は1階部分が改装工事中のようでした。
青く繊細な美しさのブルーモスクに比べ、アヤソフィアは暗く重厚な神々しさが。

高窓から差し込む光が大理石の床に落ちる様子は幻想的。
祈りの場所としての神聖な空気が漂っているので、敬意を持って訪れましょう。
3) バシリカ・シスタン(通称:イスタンブール地下宮殿)

イスタンブール地下宮殿の名前で知られるバシリカ・シスタンは、東ローマ帝国に作られた大貯水槽。
アヤソフィアのすぐ近くにあります。入場料は1.500TL。
イスタンブールで最大の規模を誇る貯水槽で、広大な空間には336本もの大理石の柱が並びます。柱の基部には「メデューサの頭」が彫られたものも。
その荘厳な雰囲気はまるで宮殿!古い映画の中に入り込んでしまったかのようです。
フォトスポットとしてSNSでもとても人気の場所で、一定時間ごとにライトアップの色が変わるので、時間があれば好みのライトの色の時まで待ち撮影するのもおすすめです。
4) ガラタ塔

イスタンブール新市街のランドマーク的存在。
円筒の建物に三角屋根ののった中世の煉瓦造りの塔は、まるで絵本の中から抜け出したかのようなかわいらしさです。

入場料30€を払い、中を見学することもできます。
ぐるぐると目が回りそうな階段を上り、最上階へ!展望台からは、金角湾とボスポラス海峡、モスクのドームが連なる、「これぞイスタンブール!」という景色が一望できます。
5) ボスポラス海峡クルーズ

イスタンブールの美しい景色は、海から眺めるとさらに旅情感UP!
ヨーロッパ大陸とアジア大陸の間に位置するボスポラス海峡は、公共フェリーを利用すれば約15分ほどで渡れますが、せっかくなので2時間ほどかけてゆったりとクルージングしてみましょう。

旧市街エミノニュから船に乗り込むと、軽食やドリンクの用意が。
チャイを飲みながら、行き交うカモメと並走し、左右の岸に次々に現れるモスクやボスポラス橋、ルメリ要塞などのイスタンブールの象徴的なランドマークを楽しみます。

夕方が近づくにつれ、両岸の景色が傾き出した日差しに照らされ強いコントラストを作る様子は、なんともロマンティック!
異国情緒たっぷりで、ノスタルジックな旅情を感じられる2時間です。
6) エジプシャンバザール(スパイス・バザール)

色とりどりのスパイスが山のように積まれ、甘く香ばしい香りが漂うエジプシャンバザール。
グランドバザールと並ぶ買い物スポットですが、よりこじんまりしているため気軽に立ち寄れます。
店先にはサフランやクミン、ドライフルーツ、ロクム、ナッツなどが並び、歩くだけで異国感満載。イスタンブールの活気を五感で楽しめます。

手頃な価格でトルコの名産は一通り揃うので、お土産の購入にも良し。
お茶やお菓子は試飲・試食をさせてくれるお店が多いので、じっくり悩んで買い物を楽しみましょう。

歩き疲れたら、トルココーヒーを飲んで一休みするのもおすすめです。

7) イスティクラル通り
レストランやカフェを探しているなら、新市街の中心を貫くイスティクラル通りへ。
歩行者天国になっている道の両脇には、おしゃれなカフェやショップが立ち並び、行き交う人々の間を赤いノスタルジックなトラムがゆっくりと走り抜けます。

名物料理を食べ歩きしながら散策するのもおすすめです。
例えば、店先で肉汁を滴らせて回るドネル・ケバブ。

サッと削いでピタに挟んだりトルティーヤで巻いたりして頂きます。
イスタンブールならではのものなら、濡れバーガー(Islak Hamburger)を。

小ぶりなバンズをトマトベースのソースに浸して蒸したハンバーガーで、その名の通りちょっと湿った食感。通常のハンバーガーよりも軽やかなので、小腹が減った時にもピッタリです。
8) フェネル・バラット地区

イスタンブールの中心地から少し離れたところにあるフェネル・バラット地区は、カラフルな街並みが可愛い歴史地区。
迷路のような石畳の坂道に沿って、色とりどりの木造家屋が連なり、歩くだけで物語の中に迷い込んだような気分にさせてくれます。
かつて多様な宗教や民族が共に暮らしていた歴史を背景に、教会やシナゴーグが静かに佇むのもこの街ならでは。

鮮やかな街並みはどこを向いてもフォトスポットだらけ。
古くからこの地に根差したショップもあちこちにあるので、食べ歩きしながらお散歩を楽しみましょう。


「Sevda Gazozcusu」は、レトロな看板がいい味をだしている老舗のドリンクショップ。
カラフルな空き瓶の並んだ入り口が目印です。

甘酸っぱくて美味しいザクロレモンの炭酸飲料が人気です。
散策のお供にぜひどうぞ!

1879年から続くキャンディショップ「Balat Merkez Şekercisi」は、店の軒先にバラットらしいカラフルな可愛いキャンディがずらりと並びます。

中に入ると試食させてくれました。可愛く、かつ嵩張らないのでお土産にもおすすめです。
また、フェネル・バラット地区まで来たなら、カーリエ博物館にもぜひ足を運んでください。

博物館と名前にありますがモスクなので、肌の露出のない服装と髪を覆うスカーフを忘れずに。


キリストの一生を描いた中の壁画は見応えたっぷり。
中心地のモスクと比べると観光客にまだそこまで知られておらず、人も少なめでゆっくりと見られます。
9) トルコランプ作り

お土産としても人気の、色鮮やかなトルコランプ。
バザール等で購入するのもいいですが、思い出作りに手作り体験もおすすめです。
ランプのガラス部分に、色鮮やかなガラスピースを伝統的なモザイクデザインで一つひとつ貼り重ねていく、モザイクランプ作り。
用意されている幾何学模様や配色のバリエーションは実に多彩で、組み合わせは無限大。
土台となるビーズを何色にするかでもガラリと雰囲気が変わり、どんなランプに仕上げるか、思わず周囲を忘れて没頭してしまう楽しさです。

2〜3時間程で完成!プラグがトルコのCタイプ仕様なので、日本で使う場合は変換プラグをご用意ください。
3. イスタンブールのおすすめホテル&レストラン

今回イスタンブールで泊まったのは、新市街にある4つ星ホテル「THE MARMARA PERA」。
上層階の客室からはイスタンブールの街を一望できます。
ガラタ塔へは徒歩9分程、イスティクラル通りへは徒歩数分と観光しやすい立地にあり、イスタンブール旅の拠点にぴったりです。


海外旅行中は野菜不足になりがちですが、こちらの朝食ビュッフェは種類が豊富でサラダも新鮮。

ホテルのディナーも美味しいので、滞在中1度は食べてみてください。
世界的な観光都市であるイスタンブールには、素敵なレストランが盛りだくさん。
今回の取材で訪れた中で、まずおすすめしたいのが、ガラタポート地区にある「Muutto」

海沿いのテラス席は雰囲気抜群。
水面に反射するイスタンブールの夜景を眺めながら、トルコ料理をモダンにアレンジした独創的なタパス(小皿料理)を楽しめます。




ミシュランガイド掲載のレストランですが、気取らずにわいわいと楽しめ、女子旅にぴったりです。
特別なディナーには、カラキョイにあるKHAI HOTELの最上階に位置する高級レストラン「TUZZ」へ。

イスタンブールの歴史的な街並みを見下ろしながら、アナトリア地方のエッセンスと世界の味を融合させた料理が頂けます。

アジアやインド料理からもほんの少しインスピレーションを得ているようで、どのメニューも独創的。
一口食べるごとに驚きと美味しさを感じられます。
旅の途中で日本食が少し恋しくなったら「ROKA Istanbul」へ。こちらもミシュランガイド掲載のレストランです。

日本料理をモダンにアレンジした料理が頂けるのですが、海外でよくある ”なんちゃって日本料理” ではなく、日本人が食べても美味しく感じる本格派です!
4. トルコの首都アンカラについて

イスタンブールを楽しんだ後は、ターキッシュ エアラインズの国内線にのり、トルコの首都「アンカラ」へ。わずか1時間の飛行時間でも、美味しい軽食が出るのが嬉しいポイント。

「アンカラ」という都市名には馴染みのない人が多いかもしれませんが、1923年にイスタンブールから遷都されたトルコ共和国の首都です。
中央アナトリア地方の内陸に位置し、議会や政府機関が集まる政治の中心地。
首都としてはそこまで長くはないものの、ヒッタイトやローマ時代まで遡る古い歴史を持っています。
5. アンカラの女子旅おすすめスポット
そんなアンカラの歴史を感じられるおすすめの見どころをご紹介します。
1) アンカラ城

アンカラの街を見下ろす丘の上に建つアンカラ城は、この地の長い歴史を物語る存在。起源はローマ帝国時代まで遡り、ビザンツ、セルジューク、オスマンと、時代ごとに手を加えられながら受け継がれてきました。

特に印象的なのが、ミルフィーユのように重なった城壁の構造。
時代や支配者が変わるたびに修復や増築が重ねられ、その結果ひとつの城壁の中に複数の時代が折り重なる姿になりました。

城壁から一望する、赤茶けた屋根が連なるアンカラの街並みは圧巻!
見下ろしていた時にちょうどお祈りの時間となり、アザーンが響き渡りました。古き時代へと心が運ばれていくような、とてもロマン溢れる瞬間でした。
城壁から見たこの街並みは、この旅一番の心震えるベストビューです!ぜひ訪れてみてください。
2) アナトリア文明博物館

アンカラの歴史をもっと知りたいなら、アナトリア文明博物館へ。
「ヨーロッパ博物館年間最優秀賞」も受賞したことがある、充実の博物館です。

ヒッタイト文明をはじめ、アナトリア各地で発掘された土器や彫刻、レリーフが時代順に並び、この地が文明の交差点であったことを実感させてくれます。
大昔の結婚、離婚契約書などの展示も!昔の人々も私たちと同じように日々暮らしていたのかな…?などとしばしもの思いに耽りながら、興味深い展示に見入ってしまいました。
3) アタテュルク廟

アンカラの丘の上に建つアタテュルク廟は、トルコ共和国の建国者ムスタファ・ケマル・アタテュルクを讃える霊廟。
敷地に入る前に手荷物検査があり、カメラなどの撮影機器は持ち込みできません(スマートフォンは可)。
最小限の手荷物でいくことをおすすめします。
広大な敷地に足を踏み入れると、左右対称に整えられた参道と重厚な建築が、静謐な雰囲気を漂わせます。

平日だというのに溢れんばかりの人。
アタテュルクが現代のトルコ人にとってどれだけ慕われているかがわかります。毎時行われる衛兵交代は大迫力です。
6. アンカラのおすすめホテル&レストラン

さすが首都だけあり、アンカラはモダンでおしゃれなお店やホテルが目立ちます。
アンカラで泊まったのは、お馴染みシェラトンのホテル「Sheraton Ankara Hotel & Convention Center」。
アンカラ中心部のカルヴァクルデレ地区にそびえる老舗の5つ星ホテル&コンベンションセンターで、街のビジネス街やショッピングエリアに歩いてアクセスできる便利な立地です。
館内は広々として美しく、自然光の降り注ぐ心地よい空間。
客室もモダンで居心地の良いデザインで、ゆったりとした滞在が叶います。
アンカラでおすすめのレストランは、「Divan Brasserie Çengelhan」。

アンカラ城のすぐ目の前にあるレストラン&ブラッスリーで、観光の途中で寄るにも便利です。
Divanはもともとはホテルグループとしてスタートしたトルコを代表するブランドで、現在はレストランやカフェ、高級スイーツなども展開しています。


16世紀のキャラバンサライ(隊商宿)だった建物を改装しており、とてもラグジュアリーな雰囲気!
まるで時を超えたような雰囲気の中で食事が楽しめます。

ラウンジやウェイティングルームなど歴史のロマンたっぷりの内装で、シャッターを押す手が止まりません。
実はホテルになっていて、ここに宿泊することもできるのだそう。次はぜひ泊まってみたいな…!
夜はぜひ「Nakia Restaurant」へ。

トルコ料理をベースにしたコースやグリル料理を中心に楽しめるレストラン。
高層ビルの上階に位置し、アンカラの夜景が一望できるのですが、実はそこに仕掛けが!なんとレストラン自体がゆっくりと回転し、アンカラの夜景を360°堪能できるようになっているのです!


素敵な夜景や驚きの仕掛けに会話がはずみ、楽しい旅の思い出話は尽きることがありません。
忘れられない思い出になる、トルコの旅の締めくくりにぴったりなレストランでした。
7. 心ときめくトルコ旅にでよう

心ときめく場所、心躍る瞬間が盛りだくさんだったイスタンブール&アンカラ。
国境だけでなく時代をも飛び越えてしまったような、壮大なスケールを感じさせる歴史のロマン溢れる旅となりました。
自然や遺跡の目に映る美しさが素晴らしかったのはもちろんのこと、古の時代の人々の営みが今の私達の時代へとつながっているんだ—そんな感覚に心を揺さぶられた旅でした。
帰国する頃には、「もっとトルコを知りたい」「また必ず戻ってきたい」という気持ちで胸がいっぱいに。
帰りのターキッシュ エアラインズの機内では、たくさんの思い出とフォトジェニックな写真でパンパンになったカメラの中を見返しながら、楽しかった旅の余韻に浸りました。
一度訪れたら、きっと誰もが虜になる国・トルコ。ぜひ自分の目でその魅力を確かめてみてください!
タイアップ:ターキッシュ エアラインズ
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