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チームラボに泊まれる?幽谷隠田跡温泉|一棟貸しでアートを味わう1泊2日の温泉旅

関東に初めて誕⽣した「泊まれるチームラボ」を知っていますか?
都⼼からほんの少し⾜を延ばすだけで、まるで別世界に来たかのような体験ができる最新スポット。
2024 年、茨城県北茨城市の⼭間に誕⽣した「チームラボ 幽⾕隠⽥跡温泉(ゆうこくおんでんあとおんせん)」は、そんな⾮⽇常の旅を叶えてくれます。

夜の森がまるごとアート空間になる幻想的な演出や、まるで棚⽥に続いているかのようなインフィニティの源泉かけ流しの温泉。さらに宿泊施設は、チームラボのアートを独り占めできる⼀棟貸しのコテージやラグジュアリーな本格グランピング仕様のテントという特別感を味わえます。

今回は、この幽⾕隠⽥跡温泉で 1 泊 2 ⽇過ごした魅⼒をたっぷりご紹介します。

👇リアルな旅の様子は動画で紹介👇

1. チームラボ × 幽⾕隠⽥跡温泉|夜の森が美術館に変わる「夜の森のミュージアム」

幽⾕隠⽥跡温泉の⼀番の⽬⽟は、チームラボの作品と観客が合わさって完成するアート空間
棚⽥跡の幻想的な⽔⾯が続く地形や森の樹々を活かした展⽰は、“⾃然がそのまま作品になる”という発想のもとにつくられていて、⼈の動きによって光と⾳が変化するのも⾒どころです。

夜の森に⼀歩⾜を踏み⼊れると、そこはまるで別世界。
暖かな明かりで浮かび上がる⽊々や波⾳と共に揺らめくアート、人が通るたびに輝くオブジェなど。
まるで森全体が美術館になったような不思議な感覚に包まれます。

写真では伝えきれない圧倒的な没入感があり、本物の⾃然を使って表現する都⼼のチームラボでは体験できない貴重な展⽰です。
⽊々や枝そのものがアートとしてライトアップされており、チームラボならではの“デジタルと⾃然の融合”が表現されています。

季節や天候によっても雰囲気が変わるので、何度訪れても新鮮な発⾒があるのも魅⼒。

展⽰作品は全部で 11 点、所要時間は通常 1 時間ほど。
宿泊施設に併設されている展⽰会場と想像していたら、あまりの⾒ごたえに気がつけば 約2 時間も滞在していました。

森を抜けると展⽰のラストには「棚⽥跡」が。雄大な棚田の水面に浮かび上がるようなライトが、まるで森全体と呼吸しあっているかのようにライトアップされ幻想的です。

そして実際に⽔に⼊って楽しめるのが「隠⽥跡の⽔鏡の道」
レンタルの⻑靴に履き替えて、冷たい⽔⾯に⾜を踏み⼊れる体験が⼤⼈も⼦供も楽しめるアートでした。
⼈の動きによってライトアップがゆらめき、より⾝近に作品を⾒ることができて締めくくりにぴったりでした。

2. 幽⾕隠⽥跡温泉で過ごす、森とつながる⼀棟貸しコテージ

今回宿泊したのは、森の中にひっそりと佇む⼀棟貸しのコテージ
外観は⾃然に溶け込むウッド調で、中に⼊ると⼤きな窓から森の景⾊が広がり、まるで“森に泊まる”ような感覚になります。

外壁と内壁は同じもので構成されていて、部屋の中から外まで続いているかのようなデザインも印象的です。

部屋のインテリアはシンプルながらも洗練されていて、照明やベッドリネン、アメニティにもこだわりが感じられます。

そして奥には源泉かけ流しの露天⾵呂が併設。⼤⼈2~3⼈は⼊れそうなほどの広々とした露天に湯量豊富な温泉がたっぷり。
朝晩と⾃然の⾳を感じながら、ゆっくりリフレッシュすることができました。

コテージは 2 階建てになっており、さらに秘密が。なんと 2 階部分が24時間独り占めできるチームラボのアート空間になっています。

森とつながっているようなアートで、昼と夜では雰囲気がガラッと変わるのも魅⼒。いつまでも眺めていられる贅沢な空間でした。

3. 北茨城を楽しむ海鮮のバーベキュー

⼣⾷は地元の⼈気レストランシェフとコラボレーションした特別料理
北茨⽊の海の幸を楽しめるバーベキューで、全室備え付けのグリルで焼いて⾷べる楽しさも味わえます。

海鮮はホタテ⾙と⼤きなエビ、イカの姿焼きと⾷べ応え⼗分。特選⽜ステーキやハーブチキン、ソーセージなどお⾁と野菜もたっぷりでした。ムール⾙にアサリたっぷりのブイヤベースも濃厚で絶品。

別注で茨⽊県の⾼級⿊⽑和⽜「常陸⽜」や常磐沖で採れたアワビ、伊勢海⽼など茨⽊の地元の⾷材を堪能できます。

別注でお部屋で出来る焚⽕セットも。
夜の森とパチパチ揺らめく焚⽕、⼤きなマシュマロを焼いて過ごす時間は、⾃然ならではの体験です。

・焚き⽕&焼きマシュマロセット+ 3,800 円

朝⾷は珍しい「サムゲタン」
からだ全体にほっと沁みわたるような優しい味付けで、ホロホロの鶏⾁がとろけてとっても美味しかったです。調理も簡単で、朝から⼤満⾜。

4. チームラボと天然温泉かけ流しのお⾵呂

源泉かけ流しの温泉施設もあり、内湯と⽔着で⼊る混浴ゾーンまでそろっています。
なかでも外湯は圧巻。棚⽥に続くかのようなインフィニティの温泉にライトアップされたチームラボのアートが楽しめます。

湯けむりとともに幻想的な空間をつくり、アートと温泉を同時に楽しめる贅沢な空間。
スマートフォンの持ち込みもOKで、フォトジェニックな温泉を思い出に残せます。

5. グランピングテントも選べる宿泊スタイル

宿泊プランにはグランピングテントも⽤意されています。
バナヘイムテントまたはミッドガルドテント+ヴィムルテントから選択することができます。⼤型の⾼級テントで⼩窓もあり通気性に優れています。

オシャレなデザインで、テントの中はとても広々。ベッドソファー冷蔵庫空調照明も完備されていて、アウトドア初⼼者でも安⼼して泊まることができます。

星空の下で静かに語らいながら過ごす時間は、きっと忘れられない思い出になるはずです。

6. チケット情報とアクセス⽅法

「チームラボ 幽⾕隠⽥跡温泉」は事前⽇時指定の予約制で、チケットは公式サイトからの事前購⼊が必要です。前売りで完売した場合は当⽇券の販売はないので、事前に購⼊しておくのがオススメ。

展覧会のみの利⽤も可能ですが、よりじっくりと体験を楽しみたい⽅には宿泊付きが断然
おすすめです。⽇帰り温泉とセットのチケットも販売中

開催時間は⽇暮れに合わせて変動するため事前にチェックしてください。
⽇中は⾃然の中を散策したり、宿でくつろいだり温泉に⼊ったり、泊まれるチームラボの特別な体験ができます。

【チケット料⾦(料⾦変動制)】
 ・⼀般:2,200 円〜
 ・⼦ども(⼩・中学⽣):800 円〜
 ・未就学児 無料
 ・温泉付きチケット ※事前⽇時指定予約制
   ⼤⼈:4,000 円
   ⼦ども:1,300 円

【アクセス】
 五浦 幽⾕隠⽥跡温泉:茨城県北茨城市⼤津町 2132 番地
 ・⾞ :常磐道「北茨城 IC」より約 15 分(駐⾞料⾦ 500 円/約 200 台)
 ・電⾞:JR 常磐線「⼤津港駅」タクシーで約 5 分 800 円程度

7. 1 泊 2 ⽇モデルコース|チームラボと温泉を巡る旅程

【1 ⽇⽬】午後からゆっくり出発して森のアートへ
 13:00 都内出発(⾞または特急列⾞)
 15:30 北茨城エリア到着・チェックイン
 16:30 森の温泉でひと息
 18:00 「夜の森のミュージアム」鑑賞
 20:00 ⼀棟貸し宿で⼣⾷&静かな夜時間

【2 ⽇⽬】朝の森とアートの余韻にひたる
 8:00 森を眺めながら朝⾵呂&朝⾷
 10:00 チェックアウト・周辺観光(天⼼記念五浦美術館など)
 13:00 ランチ&お⼟産探し
 15:00 帰路へ

8. 女子旅にもおすすめ!チームラボと温泉を楽しめる宿

幻想的な光の演出や、静かでプライベート感のある宿泊施設は、気心の知れた友人との女子旅にもぴったり。
自然を楽しめるグランピングでありながら、初心者でも快適に過ごせるテントや簡単に作ることができる食事のため女性グループにぴったり。

水着で入れる混浴エリアがあることで、グループやカップルでも気兼ねなく温泉が楽しめます。
宿泊施設は各テントに併設のバーベキューコーナーがありテント間の空間もゆったり作られているため、外からの視線も気になりません。女性でも安心して滞在できる設計になっていると感じました。

9. まとめ|自然とデジタルアートが交差する北茨城の新名所へ

「チームラボ 幽谷隠田跡温泉」は、これまでのアート体験とも、温泉旅行とも少し違う、新しい旅のかたちを提案してくれる場所でした。
森が息づき、光が踊り、湯が包み込むようにそこにある。それがとても心地よくて、現代の疲れた心にすっと染み入ってくるような旅でした。

次の土曜日、ちょっとだけ日常を離れて、“光と温泉の森”に会いに行ってみてはいかがでしょうか。

📍五浦 幽谷隠田跡温泉
住所:茨城県北茨城市大津町2132番地

PR:五浦 幽谷隠田跡温泉

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